真兵衛の徒然ブログ

思ったことを書いたり、旅日記綴ったり。

2021-02-12 現に死亡事故に繋がっている煽り運転。

 こんばんは。真兵衛です。

news.yahoo.co.jp

 早速本題へ。前々回、前回の続きです。今度は以前起きた煽り運転による死亡事故に対する在宅起訴ですか。2019年5月ってことは妨害運転罪適用はできませんね・・。しかし記事には、金沢地検危険運転致死の罪による在宅起訴と記載されてますので、妨害運転罪よりもかなり重い罪での処罰。事故当初は過失運転致死等で書類送検されておりましたが、その後の調べで検察側は危険運転致死罪で立件したわけですね。元交通捜査官で元事故鑑定士の熊谷氏も指摘しているように、揺ぎ無い証拠があったため、危険運転致死罪での立件に踏み切れたわけですから、やはりバイクでもドラレコは必須でしょう。煽り運転の末に死亡させてはもはや煽られた側がどうこう問う次元の話ではなくなりますね。

 

 しかし・・ここのところ煽り運転のニュースが多い気が・・。今朝のとくダネ!の冒頭でも取り上げてましたね。去年6月末に妨害運転罪が適用されてもこれだけ後を絶たないのは何故なのか?社会心理学科の桐生氏は「自分の方が上なんだということを誇示するように、普段負けない喧嘩をする人たちの行為と思われる。」また「コロナ渦のストレスを誰かに発散させてしまうような人が出てきたとみていいのでは?」やはりコロナ渦というのも影響しているのでしょうね……。その日ごろの苛立ちから煽っては車から降りて相手に対して威圧して脅しかかるまでしてしまう沸点が低いクレーマーと化しているとも指摘。で、ここでも重要なことを述べてました。煽ってしまったら大事な人たちが悲しむという文章を貼るなど、冷静さを保つことと抑止力のためにアンガーマネジメントできること、つまり加害者にならないことが何より大事だということですね。この辺は当ブログでも何度もしつこく指摘してますよね。煽られないように気を付けるのは確かにその通りですが、いくら周囲に迷惑かけまいと気を付けていても煽られてしまうケースはいっっっっくらでもあります。加害者は日頃の苛立ちをぶつけるべく煽るわけですから。となると、コメント欄で何かと見かける「何もしなければ煽ったりするはずがない。」という考えは全く的外れですね。性善説で他ドライバーを甘く見てます。そういう油断がだろう運転を助長しているかと。よく「高速道路で追越車線をノロノロ運転を・・」とよく不満をぶちまけているのだから、そういうドライバーもいるものだと割り切り、頭に入れて運転すればまた見かけてもそこまで苛立つことはなくなるのではないかと。つまり他ドライバーは何をしてくるかわからないと思って運転するのも『かもしれない運転』のうちに入るのは間違いないでしょう。

 

 で、今朝のとくダネ!で取り上げていたケースでは、加害者は制限速度よりもかなり遅い速度で走る所謂メディアが言う『逆煽り運転』、ネット上で俗にいう『煽られ運転』『煽らせ運転』を。煽られた側は登坂車線から追い抜いて回避しようとするも、今度は加害者が登坂車線からかなり速度を上げては煽られた側の車に割り込み、交差点で停まるタイミングで道路の真ん中で車を停めて脅しかけてきました。成程、これが所謂『煽られ運転』『煽らせ運転』なのですかね。きっかけは煽られた側の追い抜きか?とされていますけど、相手を見て煽ったのでは?と思ってます。煽られたのは女性ドライバーだったため。恐らく加害者は女性ドライバー=運転下手という図式が先入観にあって、追い抜かれたことでスイッチが入った可能性は無きにしも非ずでしょう・・。

 

 つくづく思います。表向きには「煽られた側に問題がある。煽られるような運転する方が悪い。」などと上から目線で言っておきながら、実際は日頃からむしゃくしゃしていて、相手を見て弱そうだから、下手そうだからという理由で煽ってくるってどれだけ器が小さいことか。ホント煽られた我々皆で言ってやりたいですよね・・。今、若者世代を中心に流行っている現役女子高生Ado氏が歌うサビの「うっせぇわ!!」と。(笑い抜きで真面目に)