真兵衛の徒然ブログ

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山の神、箱根の最後の雄姿と襷をつなぐ大切さ

 箱根駅伝往路の結果


 第88回東京箱根間往復大学駅伝・往路はなんといっても今回が最後の東洋大4年柏原竜二が目玉となりました。


 しかし、注目は柏原だけではありません。第1区を走る早稲田大2年の大迫、花の2区を走る東海大3年の村沢、第3区を走る山梨学院大4年のコスマスなど他にも有力ランナーは沢山います。しかし残念ながら今日はロンドン五輪A記録を持つ明治大4年の鎧坂の姿はありません。(因みに10000mをなんと27分台をマーク!)


 第1区:東京千代田区大手町〜鶴見中継所


 予想通り早稲田大の大迫が先頭で走る展開に。しかし日体大の服部が大迫の後ろにぴったりと付く走りをするも、後半大迫に突き放されます。結局大迫が区間賞を取るも新記録までとはいきませんでした。


 第2区:鶴見中継所〜戸塚中継所


 花の2区ははホントまさかの展開でしたね。村沢が何人抜くのかと思っていたのにその彼以上に走るランナーがいるのですから。青山学院大の出岐が9人抜いて区間賞ですからね。ただ村沢の去年の17人抜きの再現とならなかったのは残念ですね。それと早稲田大の平賀にアクシデントで失速。ジワリと上がってきた東洋大の設楽啓がトップに上がりました。


 第3区:戸塚中継所〜平塚中継所


 この区間で目立ったのは山梨学院大のコスマスでした。拓殖大のモゼと共に次々と上位のランナーを抜き、2009年に当時早稲田大の竹澤がマークした区間記録を更新する走りを見せました。竹澤をも抜くとは恐ろしい・・。さすが留学生です。

 
 第4区:平塚中継所〜小田原中継所


 ここで東洋大が最高の形で柏原へ渡すべく、すっかりペースを保って走っていました。その一方で駒沢大・明治大などによる上位争いが激化。これによって5区や明日の復路の展開が大きく左右しかねません。それだけに必死で上位につけたいところ。


 第5区:小田原中継所〜箱根芦ノ湖


 すごい期待を背負いながらも柏原は期待通りすごい走りを見せます。そのペースは一昨年の自身の記録を上回っているため、区間記録更新の期待がかかります。その一方で早稲田大と明治大の2位争いがさらに激化。なんとかして柏原に近づきたいところですが、柏原のペースは全く衰えず安心して観ていられる快速ぶり。結局ペースを乱すことなく5区のタイムを1時間16分39秒をマークし、自身の持つ区間記録を更新して東洋大が往路の走破タイムを更新(5時間45分24秒)して見事に往路優勝をしました。2位は早稲田大、3位は明治大でした。


 しかし本当のドラマは20位を走るランナーの完走でした。


 東京農業大の津野がスローペースで今にもリタイアかという限界ギリギリながらも必死で走る姿に沿道の観客は熱い声援を送りました。テレビ中継が終わるとき「延長してくれー!!」と思いました。しかし日テレの動画サイトで彼の必死に走る姿がノンストップで映って、ゴールまでの映像を配信していたのでよかったです。

 
 そのレース映像がこちら↓
http://www.dai2ntv.jp/player/index.php?item=ZxaW83MzpnUJevtrVD0wUySjoPqJqeUY


 改めて襷を渡す大切さが伝わりました。これが駅伝の素晴らしいところなのです。襷はランナーの魂が詰まっていますからね。


 明日の復路は東洋大が5分以上のリードがありますがまだわかりません。とくに明治大がとても怖い存在でしょう。なにせ鎧坂を温存して往路3位ですから。またシード権争いにも注目です。必見です!!去年みたいにコースを間違えながらもギリでシード権を獲得するようなドラマティックなシーンにも期待しましょう。